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更年期障害とは

医療の進歩と社会環境の改善により人の寿命は飛躍的に延長し、日本の女性の平均寿命は世界で一位2015年で87.05歳です。(ちなみに男性は80.79歳)
しかし閉経年齢はほとんど変わらず50歳前後で、長期にわたる閉経後のQOL向上のための健康管理が重要になっています。
更年期とは性成熟期から老年期への移行期をいい、一般的には閉経前後の10年間程度を指しています。
加齢による卵巣機能衰退によるエストロゲン分泌の顕著な減少とそれに続くゴナドトロピンの著増が特徴で、のぼせ、発汗、いらいら、肩こり、不安感、不眠、頭痛などを訴えることが多いです。
この更年期に現れる多種多様の症状で病的変化に相応しない自律神経失調を中心とした不定愁訴を更年期障害と呼んでいます。
加齢による血管障害や環境変化による心的要因、さらに性格的要因も加味されています。

 

更年期障害の治療

更年期障害は多彩な症状の集合体であるため個々の症状に偏って注目することなく、総合的なQOLの評価をするように心がけるようなちりょうがされています。カウンセリングは大切で、不定愁訴の中にはうつ病を主とした精神神経症状が多く含まれることもあります。内分泌敵変化による自律神経失調症状と環境変化や性格的素因による社会心理的症状が種々の割合に重なりあっているので心療内科の意見を聞くことも必要なケースが多いです。
十分な対話を心がけながら食事、運動など生活習慣の改善を行い、症状に応じて漢方薬、抗うつ薬、抗不安薬などの投与が行われます。
更年期にはのぼせ、発汗などのいわゆる更年期障害の他に高脂血症およびそれにつづく心血管障害、骨量減少、記憶障害、皮膚の衰え、尿失禁などを伴っていることも多いので十分な配慮が必要です。
ホルモン補充療法(HRT)というエストロゲンの急減による症状を改善させるための治療が行われます。この治療は更年期障害の治療だけでなく、骨粗鬆症や高脂血症の予防・初期治療の目的にも使用され、うつ状態、不眠、記憶障害に対する改善も期待されています。

 

更年期障害の鍼灸治療

更年期障害の代表的な症状の、のぼせ、発汗、いらいら、手足の冷え、肩こり、腰痛、不安感、不眠、頭痛、疲れやすいなどの症状はすべて鍼灸治療の適応症状です。
一般的な鍼灸治療は肩こり・腰痛に対する治療を想像する患者様が多いですが、それだけでなくこういった自律神経失調を中心とした症状に対する治療には凄い力を発揮します。
イライラ・頭痛・不安感などは手足の経穴(ツボ)である合谷・太衝を使ったり、頭の経穴の百会などを使うことで改善が見込めます。
もちろんそれだけではなく、体に出ている症状に合わせて治療をしていきますが、上にも書いてあるように、治療中に患者様と話し・カウンセリングすることで、精神的な部分の不安感やイライラも取ることが出来ると考えています。
しろくま鍼灸院の治療は、全身のツボを使った治療のため、身体に出ている不調は問診にてすべて伝えてもらいます。
症状の多種に渡ることが多いですが、しっかりとそれに合わせた治療をさせていただきます。
治療の効果は一回から数回で現れることが多く、効果の出方に応じて治療頻度を決めていきます。
更年期障害は長きに渡って症状が出ることが多いです。そのため、一度良くなっても再度同じような症状がでることもありますので、その都度治療していくことも多いです。
しろくま鍼灸院では、病院勤務経験のある鍼灸師による治療のため、様々な症状に対する治療ができますので、気になる方は一度お問い合わせください。

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