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腰痛には様々な疾患が。鍼灸治療は有効なのか!?というブログで腰痛については少し触れていますが、今日はその中の一つ・腰部脊柱管狭窄症について書いていこうと思います。
漢字ばかりで長~い名前のこの疾患は高齢化社会に突入している日本では重大な疾患の一つになってきています。

腰部脊柱管狭窄症の症状は?

「歩き始めて数分は歩けるけど、徐々に腰や足が痛んだり・しびれたり・力が入らなくなったりして歩けなくなる。でも、少し腰を前かがみにして休むとまた普通に歩けるようになる。」という症状が代表的で、これを間欠性跛行(かんけつせいはこう)と言います。
その他には、安静時に腰から足にかけてしびれる。足の力が入りにくい。おしっこが近くなった・排便が困難になったなどの膀胱直腸障害。会陰部・陰部の異常知覚(冷感や熱感)。歩行時の勃起。などがあります。
比較的年配の人に多く発症する疾患のため、いま日本では急激に増えています。

間欠性跛行はなぜ起きる?

脊椎には脊髄・馬尾という神経の束が通る“トンネル”「脊柱管」という通路があるのですが、その脊柱管が腰の部分で狭くなっていることによって神経を圧迫してしまい、痛みやしびれなどの症状を発生する疾患が腰部脊柱管狭窄症です。
こうして神経を圧迫することで足にいく神経にも障害が起きるため間欠性跛行が起きます。
同じように間欠性跛行が起こる疾患に閉塞性動脈硬化症がありますが、腰部脊柱管狭窄症による間欠性跛行は前かがみの姿勢になると症状が軽くなり、歩けるようになるのが特徴なので覚えておくといいかもしれません。

腰部脊柱管狭窄症の治療

薬物療法・・・・原因を取り除く根治療法ではなく、あくまで愁訴の寛解を目的として対症療法です。
間欠性跛行では、薬により血流や新家への酸素や栄養の供給を改善するような薬物が処方されます。
痛みに関しては、消炎鎮痛剤が最も良く処方されますが、ステロイド性・非ステロイド性の消炎鎮痛剤の処方が行われ、中でもNSAIDs(エヌセイド)と呼ばれる薬物が痛みを止める治療として用いられています。
しびれはビタミンB12の処方により、神経組織を障害から回復するのに有効だと言われています。

ブロック療法・・・・疼痛が下肢に強い場合などに硬膜外ブロック・神経根ブロックが行われます。
ブロック療法は神経に対して直接治療するため、非常に効果的ですが、治療には痛みが伴います。

手術・・・・一般的には保存的療法によって治療が行われますが、症状の進行や満足できる効果が得られなかった場合に手術療法が用いられます。

腰部脊柱管狭窄症の鍼灸治療

しろくま鍼灸院には脊柱管狭窄症の患者さんが多数来院されていますが、症状の軽減・消失は鍼灸治療によりできると実感しています。
手術の適応と言われた患者さんでも寛解するケースがあるので、問診などでお問い合わせください。
鍼灸治療は腰回りのツボを使いながら、足の方のツボも使いやっていきます。
間欠性跛行が出ている部位や、しびれの出ている部位なども治療していき、神経血流を上げることで症状の寛解を目指します。
患者さんの体格・症状に合わせた治療をやらせてもらいます。鍼灸治療だけでなく、自転車等の運動療法も有効なので、痛み具合と相談しながらやってもらうこともあります。

鍼灸治療は非常に有効ですので、お悩みの方はぜひお近くの鍼灸院やしろくま鍼灸院にお問い合わせください。

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